読ゲに於いての御話。ユーザが理解不能な作品を、「こんなものは作家の自慰行為に過ぎない」、といった論調で非難しているのをたまに見掛けるのですが、元々作品というものは、作家の自慰行為の結果だったろう。寧ろ個人的には、多数派に的を絞った、最初から「受け」を目的とした「商品」よりは、作家が好き勝手に書いた独り善がりな「作品」の方が、面白味があると思うね。別に分かり易い作品を莫迦にしている積もりは勿論無いし寧ろ安直に愉しめる分良い。それに、ホントに理解不能な作品だと、愉しむとか以前の噺になっちゃうしさ。