戯言

 日経ビジネスだかなんかの十歳からの能力主義とかいう特集記事から、そう云えばガキの頃から英才教育とかあったなって思い出した。自身で養育したことなど無い小僧なので、所詮机の上の妄想でしかない事は理解しているけれど、思う処を一つ。興味を持ちそうなネタを色々提供したりというのは、情操教育として色々あるから割愛するとして、あの辺の年齢帯は好奇心を満たしてやる事がより大切なのではないか、とか思う。んで好奇心の対象と才能のベクトルが合致していれば、より望ましいのかもしれないけれど、実際はそうそうそう云う事はないとして、しかし好きこそ物のとは昔のヒトはいい事を云ったもので、遣りたくない事を無理強いさせるよりは、多少なりとも高い成長率が望めるのではないか、と。もっとも個々の性格など様々な要素から、好奇心を満たしてやるばかりでは不十分だろう。広く興味を持つ事はそれはそれでいい事だけれど、広すぎるのも困りモノ。そこはそれで養育者として、その取捨選択をしてある程度誘導してやるのが良いのではないだろうか。とか思った。まぁこれは一つの糞戯けた妄想だけどさ。逆に完全に自分の敷いたガイド通りに育成する方法を考えるのも、大変興味深いと思ってる。